



「家族葬」に友人を呼んでもいい?

家族という名称が入っていますが、ご友人を呼ぶこともできます。どなたに送ってもらいたいかという観点で、柔軟に考えましょう。
親族のみで送りたい場合は、ゆかりある方々にしっかりとお声がけした上で、親族だけで見送ることを伝えましょう。それを怠ると式後に「なぜ教えてくれなかったのか」とトラブルの原因になることも!



弔問客がいらしたとき
お忙しいところお越しいただき、ありがとうございます。
生前は大変お世話になりました。〇日〇時に、静かに息をひきとりました。
たいへん安らかな最後でございました。
香典を頂いたとき
ご丁寧にありがとうございます。霊前に供えさせていただきます。
拝顔をおすすめするとき
よろしければ最後の姿を見てやってください。
住職への挨拶
お忙しいところ、お越しいただきましてありがとうございます。
定刻に始めたいと思いますので、宜しくお願い致します。
通夜ふるまい開始時
ささやかではございますが、お食事の準備がございます。
故人の生前のお話など、お聞かせいただければと存じます。
通夜ふるまい終了時
こんなに心のこもったお通夜をして頂き、故人もさぞかし喜んでいると存じます。
本日はお忙しいところありがとうございました。

出棺時
遺族を代表いたしまして、皆様に一言ご挨拶を申し上げます。
本日はご多忙中にもかかわらず、故人のためにご会葬、ご焼香を賜りまして、誠にありがとうございました。
また、生前は皆様より格別のご厚情を頂きまして、誠にありがとうございました。
さぞかし故人も皆様のご厚情に感謝していることと存じます。
私ども遺族一同にも、故人同様のご厚情、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが御礼のご挨拶といたします。ありがとうございました。
心づけを渡す際
お世話をかけました。ほんの心ばかりですが、どうぞお納めください。
会食開始時
本日はご多忙のところ、○○のためにご参列くださいまして、ありがとうございました。
おかげ様で菩提寺の住職様のお導きで、滞りなく葬儀をすませることができました。
ささやかではございますがお食事を用意しましたので、ごゆっくりとお召し上がりください。
会食終了時
本日はこれにてお開きにしたいと存じます。
○○がいなくて寂しくなりました。残りました家族一同、助け合ってまいりたいと思います。
これまで同様、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。


菩提寺(ぼだいじ)とは、先祖代々のお墓のあるお寺のことです。
檀家がお布施を払うことで運営維持を支え、菩提寺がご先祖様を供養するという関係が代々築かれているのが一般的です。
関係性を大切に。直接の挨拶が礼儀です。

お寺とのやりとりに苦手意識をお持ちの方もいらっしゃいますが、お葬式をとりおこなう際には、必ず直接ご挨拶をするようにしましょう。


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戒名について
式名が与えられることで、仏の世界に入ることを許されると言われています。
仏教のほとんどの宗派で「戒名」と呼んでいますが、浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」と呼ばれています。 -
名付け方について
基本的には、その道の師であるご住職より頂きます。
菩提寺をお持ちの方は、菩提寺のご住職に戒名を頂きましょう。
菩提寺をお持ちでない方は、『はじめてのお葬式』で寺院の手配も可能ですのでご相談ください。 -
費用の目安
基本的にはご住職が提示される金額をお布施として収めますが、戒名には位があり、位で金額が変わるのが一般的です。弊社が手配した場合の参考価格を位ごとに下記にまとめました。
戒名の参考価格
※横にスクロールしてご覧ください
宗派 | ランク | |||
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信士・信女 | 居士・大姉 | 院紳士・院信女 | 院居士・院大姉 | |
浄土宗 | 30〜40万円 | 50〜60万円 | 70万円〜 | ー |
真門宗・天台宗 | 30〜50万円 | 50〜70万円 | 80万円〜 | 100万円〜 |
日蓮宗 | ー | ー | 30〜50万円 | 100万円〜 |
浄土真宗 | 20万円〜 | 50万円〜 | ー | ー |
(釋・釋尼) | (院釋・院釋尼) | ー | ー | |
臨済宗 | 30〜50万円 | 50〜80万円 | ー | 100万円〜 |
曹洞宗 | 30万円 | 50〜70万円 | 100万円〜 | 100万円〜 |


1後返し
お葬式当日にご参列頂いたことの御礼としてハンカチなどの会葬御礼のみをお渡しし、49日法要を目途に頂いたお香典に対してお香典返しを送付します。
2当日返し
お香典返しをお葬式当日に会葬御礼と一緒にお渡しする方法です。
後で手配する手間がないので、最近では主流になっています。
但し、お葬式当日にご会葬頂いた方のお荷物が増えてしまいますので、高齢のご会葬者が多い場合などは配慮しましょう。

一般的にはお香典として頂く金額は5,000円~10,000円のことが多いです。
香典返しには、三分の一〜半分の金額を目安にしましょう。
1,500円~5,000円のお品物を選べば間違いありません。

お位牌のご用意には時間がかかります。

49日法要では、「開眼供養」という、お位牌をこれからの供養の象徴とするための”魂入れ”の儀式を行うため、お位牌に名入れをして用意する必要があります。
お位牌の名入れには、一般的に3週間程度かかります。余裕をもって、早めの手配をおすすめします。


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